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CT検査

CT検査

16列マルチスライスCT

エックス線を使って身体をらせん状に回転しながら断層(輪切り)画像を撮影して、コンピューターで診断する検査で、あらゆる科で精査の際には必須とされています。

レントゲンとCT 撮影イメージ

CT装置では、360度様々な角度から撮影します。1方向から撮影するレントゲン検査と比べて、多くの情報が得られ、より小さな病変を見つけることができます。胸部領域では通常のレントゲンでは心臓や血管に隠れて早期の肺がんが写りにくいことが多く、低被ばくCT検査を行うことでレントゲン検査よりも10倍肺がんが検出できたという報告もあります。昨今の新型コロナウイルス肺炎でもCTの重要性が再確認されました。

様々な角度から観察したCT画像

CT装置では、様々な角度から観察した画像から、病変の大きさや性質、周辺への拡がりなど、多くの情報が得られます。

CTで撮影した骨の3次元画像

1回の検査で3次元的な情報が得られるため、骨などの3次元画像を作成することもできます。

当院のマルチスライスCTは、短い時間で撮影し、かつ高精細な画像が得られ、さらに被ばくが少ない最新機種です。検査は5~10分ほどで終了します。撮影の際は、10秒ほど息止めをしていただきます。

どういう時にCT検査を行うか
  • 健診で胸部異常陰影を指摘された場合
  • 胸部レントゲンで判断に迷う陰影を見つけた場合
     (胸部レントゲンでは心臓や横隔膜、肋骨の裏側など認識し難い箇所があります)
  • 肺気腫や間質性肺炎、肺非結核性抗酸菌症などの慢性呼吸器疾患で画像の正確な経過観察を行う場合

一般的なクリニックですとCTを実施する必要性があると判断した場合

  1. CTがある大きな病院に診療情報提供・CT依頼
  2. 待ち時間の上、CTの予約
  3. 別日にCTの結果説明

という流れとなりますが、
当院ではできる限り、来院当日にCTを撮影し、呼吸器専門医が読影し方針を決定しご説明致します。
更なる精査(具体的には気管支鏡検査など)が必要と判断した場合に、日本医科大学千葉北総病院を始めとした大学病院・総合病院に、診療情報提供をさせて頂きます。

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