ごあいさつ・当院の理念と特徴
ごあいさつ
2021年3月、「印西そよかぜ内科・呼吸器内科」を開院しました林宏紀と申します。今まで日本医科大学付属病院・千葉北総病院呼吸器内科を中心とし、茨城東病院や都立広尾病院で呼吸器内科診療に携わってまいりました。
当院では、日本呼吸器学会専門医・指導医として、長年大学病院で培ってきた医療技術と経験を基に、呼吸器疾患(慢性咳嗽、気管支喘息、胸部異常陰影、肺気腫、間質性肺炎),慢性気管支炎・肺非結核性抗酸菌症、慢性期内科疾患(高血圧、高脂血症、糖尿病)などを中心とした診療を行います。
私は、必ず患者さん個人の背景を確認し、意味のある投薬を行うことをモットーとしてきました。漫然とした投薬は避け、患者さんと話し合いながら的確な投薬を心がけていきます。
そして、皆さんには、自分がどういった病気にかかり、どのような治療が為され、そして現在行われている治療内容を把握することをお勧めしております。特に肺は気管を通じて外界に接している臓器ですので、喫煙歴を含めた今までの生活習慣、環境が大きく影響します。時に、服用している薬剤が影響している可能性も考える必要があります。そのためにも当クリニックに受診する際には、「お薬手帳」のご持参をお願いしています。
「かかりつけ医」としての一般内科診療と大学病院のような「専門性」を兼ね備えたクリニックを目指して参ります。患者さんとご家族が安心して受診できるよう、スタッフが笑顔でお迎えする、風通しの良いクリニックです。ご来院を心よりお待ちいたしております。
院長 林 宏紀
略歴
2001年3月 | 日本医科大学医学部医学科 卒業 |
---|---|
2001年4月 | 日本医科大学付属病院 呼吸器内科 入局 |
2003年6月 | 都立広尾病院 呼吸器科 |
2005年6月 | 国立病院機構茨城東病院 呼吸器疾患部内科 |
2008年4月 | 日本医科大学付属病院 呼吸器内科 助教 |
2018年4月 | 日本医科大学 呼吸器内科学 講師 |
2019年8月 | 日本医科大学千葉北総病院 呼吸器内科 |
2021年3月 | 印西そよかぜ内科・呼吸器内科 開院 |
2021年10月 | 日本医科大学 非常勤講師 |
資格
- 医学博士
- 日本内科学会 総合内科専門医・指導医
- 日本呼吸器学会 呼吸器専門医・指導医
- 日本結核病・非結核性抗酸菌症学会 結核・抗酸菌症認定医・指導医
- 日本呼吸器内視鏡学会 気管支鏡専門医・指導医
- 難病指定医
- 身体障害者福祉法第15条 指定医
- 緩和ケア研修終了
所属学会
- 日本内科学会
- 日本呼吸器学会
- 日本結核病・非結核性抗酸菌症学会
- 日本呼吸器内視鏡学会
著書
- 【特発性間質性肺炎の診療の現状と将来展望】 特発性肺線維症に対する抗線維化薬の使い方. 呼吸臨床. 2巻. 10号. 1-7. 2018年
- 関節リウマチ治療薬の薬剤性肺障害.リウマチ科.60巻.20-25.2018年
- 非特異性間質性肺炎 呼吸器疾患:Clinical-Radiological-Pathologicalアプローチ 南江堂 127-131 2017年
- 特発性器質化肺炎(COP) 気管支肺胞(BAL)法の手引き 克誠堂出版 2017年
- 特発性肺線維症の経過中に急性増悪をきたした症例.Medical Practice.34巻.670-674.2017年
- びまん性肺疾患 最近の診断・治療の進歩.内科.117巻.185-190.2016年
- 特発性間質性肺炎.内科.115巻.899-902.2015年
- 膠原病に伴う肺病変 呼吸器内科医はどう診るか.呼吸器内科.25巻.110-114.2014年
- びまん性汎細気管支炎.医学と薬学.69巻.213-217.2013年
- 間質性肺炎.呼吸.31巻.942-945.2012年
- 間質性肺炎のガイドライン.呼吸と循環.59巻.367-373.2011年
- びまん性汎細気管支炎(DPB).医学と薬学.64巻.171-175.2010年
- 間質性肺炎の治療と患者サポート.呼吸器ケア.8巻.910-914.2010年
- 呼吸器疾患治療への展開 DPB・喘息・間質性肺炎.化学療法法の領域.26巻.422-426.2010年
- 呼吸器疾患治療に関する最新の臨床試験レポート 間質性肺炎.分子呼吸器病.14巻.76-77.2010年
- 呼吸器系疾患 胸膜炎(胸水貯留).救急医学.33巻.1274-1277.2009年
- 通気性維持・気道浄化機能及び通気性維持・気道浄化機能障害の理解 機能のメカニズムとその障害.クリニカルスタディ.24巻.884-889.2003年
論文(筆頭及び責任著者のみ)
- Body Mass Index and Arterial Blood Oxygenation as Prognostic Factors in Patients with Idiopathic Pleuroparenchymal fibroelastosis. Sarcoidosis Vasc Diffuse Lung Dis. 34 ; 35-40. 2017
- Fatal pneumonia associated with temozolomide therapy in patients with malignant glioma. 42: 632-636. 2012
- 著明な低酸素血症をきたし死亡した肝肺症候群の1例.THE LUNG-perspectives.17巻.224-230. 2009年
- PVODを示唆する肺細静脈病変を合併し肺高血圧を伴った限局性強皮症の1例.日本呼吸器学会雑誌 47巻.376-382 2009年
- 無治療下で多発結節影の出現・消退を繰り返した肺限局型Wegener肉芽腫症の1例.日本呼吸器学会雑誌 45巻.726-730 2007年
- Aoyama J, Hayashi H, et al. Anti-MDA5 antibody-positive rapidly progressive interstitial pneumonia without cutaneous manifestations. Respir Med Case Rep. 14;26:193-196. 2019
- Naito T, Hayashi H, et al. Pulmonary embolism and deep vein thrombosis in eosinophilic granulomatosis with polyangiitis successfully treated with rivaroxaban. Respir Med Case Rep. 22;25:33-35. 2018
当院の理念
患者さんとご家族が安心して受診できるよう、風通しがよく、誠実なクリニックを目指します。
待ち時間をできる限り少なくし、快適に過ごして頂ける空間作りを心がけます。
呼吸器専門医によるクリニックとして最新の知識を学び、専門性の高い診療、そして根拠に基づいた検査・処方を行います。
当院の特徴
1. 専門医による内科・呼吸器内科診療
日本呼吸器学会呼吸器専門医、日本内科学会総合内科専門医、結核・抗酸菌症認定医が診療に当たり、専門性の高い的確な診療を行います。
2. レントゲン・CT・肺機能検査機器を完備
最新の医療機器を備え、必要な時にできるだけ早く必要な検査をおこない、診断と治療方針の決定に役立てております。
3. 徹底的な感染予防、快適な院内環境、隔離室の設置
感染防止のため、発熱など症状のある方は、裏口から誘導し隔離室で診療を行います。
待合室・診察室・処置室・隔離室に高性能空気清浄機を設置しています。ウイルス、花粉、PM2.5など0.01ミクロン程度までの微小な浮遊汚染物質を取り除きます。その上で、椅子や手すり、スイッチ類など、アルコール処置を行い、徹底的な感染防止に努めています。予約システムでも時間帯予約とし、慢性疾患の方と症状のある方との“時間隔離”を行います。
4. インターネット予約・WEB問診の導入
当院では、患者様の待ち時間短縮や利便性の向上のため、時間帯予約制を採用しています。24時間ご都合に応じて診察時間帯を選択し予約して頂きます。また、合わせてWEB問診を導入しました。来院前に、パソコンやスマートフォンで入力して頂くことで,ご来院後から診察までの時間を短くすることができます。
当院で行っている診療
- 長引くせき、たん、息切れ等の診断と治療
- 胸部異常陰影,健診異常
- 気管支喘息、肺気腫,間質性肺炎など慢性の呼吸器疾患の診断と治療
- 各種アレルギー検査
- 在宅酸素療法(自宅での酸素吸入)の指導と管理
- 外来での禁煙指導
- 睡眠時無呼吸症候群の診断と治療
- インフルエンザワクチンの接種(保険外診療)
- 肺炎球菌ワクチン(23価,13価)の接種(保険外診療)
- 生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質異常症など)の管理と治療